少年野球 - 醍醐OUクラブ

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2024年4月16日
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2019.12.13   
=メンタルコーチのレッスン4=
『選手の心境や動きを上下させる‘色“の使い方』“色”というのは人間の心理に大きな影響を与えるとも言われます。実際に上手く使えば、◆試合での集中力アップ◆練習の効率アップ◆オフでのリラックス効果など色々な事に有効な内容となります。野球だけでなく日常生活にも上手に使うことで高い効果を得られます。例えば、色を塗られた部屋に入った人の体温を見ると『赤の部屋に入った人の方が青の部屋の人より3度体温が高くなった』という結果が出たそうです。また、特売セールでは、購買欲を誘うためにチラシに赤色や緑色が使われたりもしていますね。人間は目から87%近くの情報を得ると言われているので色を変えるだけでも効果は絶大でしょう。それをスポーツで検証した面白い実験があります。ある研究者たちが、相手のユニフォームの色でどう感じるかを選手たちにアンケートをとったのです。結果は『赤系は威圧感を感じる』『青系は冷静で上手そう、テクニックがある』『黒系は強そう』『白系はすばしっこそう』という印象を受ける人がそれぞれに偏りました。ユニフォームの色を変えるだけでも相手への印象を操作できるんですね。また、実際に休憩時間で使用するロッカールームに工夫をしたチームもあります。相手のロッカールームを青に、自分達のロッカールームを赤に変更したのです。これは相手側の気分を和ませ、自分達は興奮する効果を狙っているのだそうです。実際のプレーや練習風景でもこれらの効果を活用しましょう。例えば、・試合前に赤色の○○・練習時には黄色の○○・休憩時には青色の○○
物を使い分ける、というような方法です。それぞれ、・赤色やオレンジ色は体温や血圧をあげる・黄色や紫色は集中力がアップする・青色や緑色は精神的に落ち着く。という効果が狙えます。『休憩時に目の上に青のハンカチを被せる』『打席に入る前に赤色のリストバンドを見る』などは非常に有効でしょう。そのほかにも、アンダーシャツやスパイクなど、自分が欲しい色を入れるだけで改善効果が得られます。勉強時にも有効で本当に簡単な方法なので、一度試してはいかがでしょう。人は色によって、抱く印象は大きく違います。それを欲しい場面や、予防したい場面で使うことで、より良い効果を上げられます。プレーは一切変えずに一瞬で効果を出せる工夫なので、ぜひお試しください。
2019.12.13   
=メンタルコーチのレッスン3=
ストレス社会と言われ誰もがストレスと付き合いながら生きている現代。それは小学生も例外ではありません一番身近で頼りになる親御さんが『心のエネルギーを補給できる不安を感じても安心できる場所』になる必要があります。非常に重要な役割となる心の安全基地という考え方です。『愛着を求めて親の元に帰る』ことは幼児の話に思われがちですが、青年期に入った子どもであっても『こころの安全基地』を必要とすることは多々あります。ありのままの自分を受け止めてくれる「基地」ともいえる場所が必要なのです。3つのポイントをご紹介します。【信頼関係を築く】赤ちゃんは「泣く」ことで意思表示します。親は泣き声によって見極め望みを叶えます。親子の信頼関係は『親が子どもの意思表示をいかにキャッチできるか』によって育まれます。成長すると言葉を使えるようになるため、赤ちゃんの時よりも意思の疎通が容易になります。反面、お子さんは親が本当に関心を払ってくれているのかを感じ取るようになります。信頼関係を築くためには・一緒に食事をすること・目を見て話すこと・スキンシップを取ることなどが含まれます。一緒に時間を過ごすことによって信頼関係が強まり、安全基地もより強固になっていくのです。【褒めることで安心させる】たとえ小さなことであっても子供ができている事に注目して褒めてあげましょう。ただし「褒めて育てる」事と「おだてて育てる」事は大きく違います。「おだてる」ことで得ることができるメリットは短期的なものです。「褒める」事には長期的なメリットがあります。褒めることで「あなたはよく頑張っている」「このまま成長してほしい」というメッセージを子どもに伝えることができます。『自分を認めてくれる』と思えれば、親御さんの存在は心の安全基地の役割を満たしていると言えるでしょう【目標設定を手伝う】オリンピックの金メダリストも指導するトレーナーさんによるとアスリートが苦しんでいる時に目標設定を手伝うことは、心の安定に重要になってきます。「中々試合に出られない」「思うような結果が出ない」と悩んでいる場合でも、他の目標を設定してあげることで、不安が解消することが多いのです。お子さんだとその役割を果たすのは親御さんしかいませんね。苦しんでいるときにそっと次の目標設定を助けてあげることで子どもは平常心を取り戻します。
2019.10.18   
=メンタルコーチのレッスン2=
『子供を優しくする親の態度』について、辞書から「優しい」とは「思いやりがある,穏和,好感が持てる」どうすればお子さんに優しさを植え付け仲間達と仲良くさせる事ができるのか。最も簡単な方法は「親の模範」だと言われています。ある研究によると親から優しさを受けた子どもは優しく育ちやすいという結果が出ています。優しくするとは「甘やかす」と違います。研究の中では甘やかされて育った子供は逆に自己中心的で他の人の感情に無頓着な傾向があると言われています。一方優しくされて育った子供は他の人の感情を理解し気遣う能力を持っています。親が『本当の優しさ』を教えることは大切なのです。親が教えることができる2つの優しさをご紹介します。【1:優しい話し方を覚える】言葉はその人の人格を形作るとも言われています。優しい話し方を心掛けるうちに性格や気分まで優しくなるという理論もあります。まず親御さんが「優しい話し方」を学びましょう。子供にとって一番影響力のある存在は両親です。両親が他人に対してどのような話し方をしているか聴いています。夫婦が二人で話す時やお店の店員さん等に対する態度も見ています。親同士が怒鳴りあったり罵声を浴びせるのを聞いて育った子供は成人すると同じように異性に対して怒鳴る傾向がある、というデータもあります。『おい.お前.バカ』等の言葉はなるべく避けた方がいいでしょう。【2:相手の気持ちを考えるように誘導する】本来、子供というものは自己中心的です。生まれてから数年間は両親が自分のために何でもしてくれる状況があるわけです。泣けば食事を与えてくれオムツも替えてくれまさしく世界は自分中心に回っていたのです。しかし成長するにつれて第三者との関係性に気づき考え方を調整していかなければいけません。程度の差はあれ自己中心的な部分が残っています。子供が第三者とうまくやっていくには相手の気持ちを考えるように促してあげることが大切です。例えば「なぜこのおもちゃが欲しかったの?」「どうして〇〇君は怒ったんだろうね?」と尋ねてみる事で子供は相手の気持ちを考えるようになります。そして親が言わなくても自分はどうすべきだったかという結論に達するのです。お子さんは親を本当に良く見ています。社会人になってからも他の人への優しさという特質は重宝されます。お子さんが優しい大人へと成長できるよう是非参考にしてくださいね。
2019.10.11   
=メンタルコーチのレッスン1=
『食事が子どものメンタルに及ぼす影響と4つの工夫」1.絆が深まる。2.マナーが身につく。3.問題を抱える確率が減る。4.成績がよくなる。1.アメリカの作家は「嬉しい時も悲しい時も食事をすると幸せな気持ちになれる」と名言を残しています。みんなで食事をすることによって幸福感を共感し絆を深めることができるのです。人と人の絆は短時間で深まるものではありません。2.社会人になると食事のマナーの良し悪しでその人の「人となり」が判断される場合があります。人間関係や仕事などに大きな影響を与え「お箸の持ち方や食べ方」「自分が食べたいものを先に取るのではなく相手に選ばせてあげること」などは家族みんなで食事をするからこそ身につくマナーなのです。3.コロンビア大学の研究によると夕食を家族と週に5〜7回食べている子どもは2回未満の子よりもタバコや薬物アルコールの使用率が少なく危険な行動を起こす確率も低い。「家族で食事をすることで子どもは悩み事を親に話すことができるので思春期でも精神的に安定している」と専門家はコメントしています。4.みんなで食事をする事で語彙力が増えるだけでなく読解力分析力「空気を読む力」も身につきます。国語力だけでなく全体像を把握する力が身につき理数系においても良い成績を収める傾向があります。3つの工夫■週に3回を目安に一緒に食事をとるようにしてみる。みんなの協力が不可欠です。家族の中で一番遅く帰ってくる人に合わせるのが現実的でしょう。ですから一番遅く帰る人は家族のためになるべく早く帰るように協力する必要がありますね。■テレビ・スマホなどのメディアを切ってみる。お父さんも仕事の用事などがあるかもしれませんがスマホやテレビを見なければ、家族と有意義な時間を過ごせるだけでなく、目や脳も休まります。■家事を分担するお母さんの家事を分担してあげるなら準備がスムーズにすすみます。助け合う気持ちを育てることができるでしょう。さらにあと片付けの時間も大切な時間です。一緒に作業をしながら子どもの話を聞いてあげることができます。何気ない会話であっても普段考えていることや悩みを聞けるいいきっかけになるかもしれません。野球の試合だけでなく人生においても強いメンタル力を構築できるように家族での食事を是非実践してみてくださいね。
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