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ルールクイズ26♪(ボーク+1その5)

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投稿日時 2008年10月7日 08:55:32
1アウト走者1塁。
セットポジションを取っていた投手が牽制球を投げましたが、牽制球の投げ方が「ボーク」でしたので、審判から投げたと同時に「ボーク」の発声。
投げた牽制球が暴投となり、1塁手は受けられず、ボールがライト線を転がっていきます。
このケースの場合、次の各問題文の審判の判定は○か×か!?

@ボークの宣告をした時点で「ボールデッド」状態なので、1塁走者には2塁までの進塁を促す。
○or×

A1塁走者がボークの宣告を聞いたので、ゆっくり2塁に向ったが、それた送球をカバーしたライトの選手が2塁に素早く送球したので、走者が2塁に達する前にタッグされました。
この場合、ボークの宣告はしたが、タイムをかけておらず、あくまでもプレーはインプレーなので、1塁走者はアウトとし、プレーを続行する。○OR×

B牽制球が逸れたのを見て、走者は全力で走り、3塁まで到達しました。
しかし、牽制球と同時にボークを宣告しているので、3塁までの進塁は無効で、1塁走者を2塁に戻してからプレー再開。
○OR×
C牽制球が逸れたのを見て、1塁走者は全力で走りました。2塁を回って3塁を狙いましたが、3塁でクロスプレートなり、タッグアウトのタイミングでした。
ボークによって得られる進塁(1こ)は認められるが、それ以上の進塁を試みる場合は、通常のプレーと同じ扱い(インプレー)となるため、タッグアウトは成立。走者アウト。○OR×

返信一覧

ゲスト 投稿日時 2008年10月8日 14:12:00
リンパパさん、毎度ありがとうございます(笑。
回答は全て正解♪なんですが、「ボークの宣告=ボールデッド」という部分が厳密に言えばNGです・・・。

ボークを宣告しても、審判がタイムをかけるまでは「インプレー」です。
例えば、設問@の場合、ボークを宣告したことにより、守備側(主に投手)がプレーを中断した時点で審判は改めて「タイム」をかけ、そこで初めて「ボールデッド」となります。したがって、設問@については、「1塁走者を2塁に進塁を促す」という部分は正解なのですが、「ボークを宣告した時点でボールデッド」という部分が不適切で、審判は「ボーク」の宣告の後、プレーが止まったことを確認してあらためて「タイム」をかけて、走者を進塁させるのが正しいジャッジメントになります。
Aについても、同じことが言えます。設問BやCの状況になる可能性が考えられますので、ボークの宣告後もプレーはインプレーで、成り行きを見守る必要があります。その様な場合は、タイムをかけずに全てインプレートしてジャッジしますが、設問Aの様に、走者が一個の進塁を果たせなかったことが確定した時点で「タイム」をかけ、ボークによるペナルティーを採用して、1塁走者を2塁に進めてプレー再開となります。

ボーク・オブストラクション(走塁妨害)・インターフェア(守備・打撃妨害)については、各々の宣告と別に「タイム」をかけないと、ボールデッドにはなりません。ボーク・オブストラクション・インターフェアの宣告は、各々その時点で「何かがあった!」というポインティングを行うだけで、即ボールデッドではありません。
過去クイズでも走塁妨害に関して、1こ以上の進塁を認めるケースを掲載しましたように、ペナルティー以上の進塁の可能性がある場合には、タイムをかけずにプレーの成り行きを見守る必要があります。
ゲスト 投稿日時 2008年10月7日 22:57:06
@…ランナーが2塁に向かって走っていなければ○
A…×(ボーク宣告の時点でボールデッド)
B…×
C…○

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